沼田宗純 准教授

 

首都直下地震、単年度経済被害95兆円、避難者数700万人、死者数2.3万人。
南海トラフ地震、単年度経済被害220兆円、避難者数430万人、死者数32万人。
今後30年以内に70%以上の確率で発生が予測される巨大地震の被害予測である。
この巨大地震を前に、日本に住む私たちは総力戦で戦うしかない。

日本の防災はこれまで公助、共助、自助をそれぞれのセクターや組織で進めてきた、いわば、
水平的な災害対策が主流であった。しかし、この被害予測を前に、公助、共助、自助に囚われ、分断された災害対応では、立ち行かないことは明白だ。

沼田研究室では、国難ともいえる巨大災害に対し、日本で暮らす一人ひとりが、公助、共助、自助の枠組みや組織を超え、相互に補完しあう災害対策が必要と考える。

2018年10月13日に災害対策トレーニングセンターDMTCを立ち上げた。

 

私たちDMTCは、防災人材養成の新しい教育サービス事業として、災害対策における様々な枠組みや組織の役割や災害対応の在り方、
業務の知識やノウハウを横断的かつ体系的に学びあい、吸収できるトレーニングの提供により、様々なセクターで活躍できる人材を養成する。

 

防災や災害対策の研究をご希望の方は、沼田研究室までお問い合わせください。

DMTC

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